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【フライパン&少ない油でOK】グルクンの唐揚げレシピ!プロが教えるふっくら仕上げるコツ

沖縄の居酒屋や食堂の定番メニュー、「グルクンの唐揚げ」

お店では「頭から骨まで丸ごとバリバリ食べる」スタイルが一般的ですが、 「正直、骨は硬くて食べづらい……」 「おうちでたっぷりの油を使って揚げるのは片付けが面倒」 「純粋に、グルクンの美味しい白身だけを味わいたい!」 と思っている方も多いのではないでしょうか?

実は、グルクンは「骨を食べない」と割り切れば、大量の油を用意しなくても、フライパンと少量の油(グルクンの厚みの半分くらい)で最高に美味しい唐揚げが作れるんです!

今回は、魚のプロが「フライパンで手軽に作れる、グルクンのふっくら唐揚げの作り方と下処理のコツ」をわかりやすく解説します。

骨を食べないなら「フライパンで揚げ焼き」が正解な理由

グルクンを頭から骨まで柔らかくしようとすると、低温と高温で何度もじっくり揚げる技術や、大量の揚げ油が必要になります。

しかし、「骨は残して身を食べる」のであれば、じっくり骨に熱を通す必要はありません。

むしろ、フライパンでひっくり返しながら「揚げ焼き」にする方が、

  • 揚げ油の量が少なくて済む(後片付けが圧倒的にラク!)
  • 火の通りが早いため、身の水分が抜けすぎず、ふっくらジューシーに仕上がる
  • 表面の皮目だけをピンポイントでカリッと香ばしく仕上げられる

という、家庭調理にとって嬉しいメリットがたくさんあります。

そもそも「グルクン」ってどんな味の魚?

ここで少し、グルクンの味の特徴をおさらいしておきましょう。

グルクン

グルクン(タカサゴなどの種の沖縄での総称)は、クセや生臭さがほとんどない、非常に上品であっさりとした白身魚です。 適度な脂を含んでいるため、加熱すると身がキュッと締まりつつも、中はふっくらとした食感に仕上がります。

「骨が硬そう」というイメージだけで敬遠されがちですが、身そのものは非常に食べやすく、子供から大人まで大好きな味。だからこそ、シンプルな唐揚げにすると、そのポテンシャルの高さがよく分かります。

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グルクン(タカサゴ)約1kg(5匹前後)
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旬の時期: 1年中獲れますが、一番美味しい旬は5月〜10月の「夏」。この時期のグルクンは脂がのって、白身がさらにふっくらとジューシーになります。

フライパンで失敗しない!グルクンの唐揚げの簡単レシピ

それでは、油の量はグルクンの厚みの半分!フライパンで作るお手軽レシピをご紹介します。

材料(2人分)

  • グルクン(ウロコ・内臓・エラを除いたもの):2尾
  • 塩・コショウ:少々
  • 片栗粉:適量(たっぷりめ)
  • 揚げ油(サラダ油や米油):フライパンの底から1cm程度(グルクンの厚みの半分が目安)
  • お好みで:シークワーサー(またはレモン)、ポン酢

◆ フライパンで美味しく仕上げる「3つのプロの技」

① 飾り包丁は骨近くまで入れる 骨まで揚げるときと同様に深く入れ、斜めに2〜3本、またがバッテンに切り込みを入れるだけで十分です。これで少ない油でも身に均一に火が通り、ふっくら仕上がります。

② 塩を振って水分(生臭さ)を徹底的に抜く フライパン調理で一番大切なのがこれです。塩を振って10分ほど置くと表面にドリップ(水分)が浮き出てくるので、キッチンペーパーで完全に拭き取ってください。これで生臭さが完全に消え、少ない油でも皮目がパリッと仕上がります。

③ 触りすぎず、片面ずつじっくり焼く フライパンに入れたら、何度もひっくり返したくなるのをグッと我慢。片面がしっかりきつね色になるまで、触らずにじっくり熱を通すことで、衣が剥がれずサクサクになります。焦げないように注意。

◆ 調理手順

  1. 下処理と味付け 解凍した(または生の)グルクンの水気をよく拭き取り、両面に浅く切り込みを入れます。全体(お腹の中も)に軽く塩・コショウを振って10分ほど置きます。
  2. 水分を完全に拭き取る 表面やお腹の中から浮き出てきた水分を、キッチンペーパーでしっかりと拭き取ります。
  3. 衣付け 揚げる直前に、片栗粉を全体にまぶします。切り込みの中やお腹の中にもしっかり粉をつけたら、余分な粉はパタパタとはたき落とします。
  4. フライパンで揚げ焼き(170℃目安) フライパンにグルクンの厚みの半分くらいまで油を注ぎ、中火で温めます(170℃程度)。グルクンを静かに入れ、まずは片面を3〜4分、触らずにじっくり揚げ焼きにします。
  5. ひっくり返して仕上げる 裏面が綺麗なきつね色になったらひっくり返し、もう片面も同様に3分ほど揚げ焼きにします。全体がカリッと香ばしく焼け、中まで火が通ったことを確認し、お皿に盛り付けて完成です!

骨を上手に避けながら、美味しく食べる方法

お皿に盛り付けたら、まずは真ん中の切り込みから箸を入れ、ふっくらとした白身を味わってください。

  • 身のほぐれやすさ: グルクンは火を通すと身離れが良くなる魚です。背中側と、お腹側の身を優しく箸でめくるようにすると、中央の中骨から綺麗に剥がれます。
  • トッピングでさらに美味しく: 定番のシークワーサーやレモンをギュッと絞ると、あっさりした白身の甘みが引き立ちます。ポン酢を少しつけても最高のおかずになりますよ。

まとめ:少ない油でもグルクンはごちそうになる!

「グルクンの唐揚げ=大量の油で骨までバリバリ」という固定観念を無くせば、グルクンはフライパン一つで簡単に調理できる、扱いやすくて美味しい白身魚です。

「丁寧な脱水」と「フライパンでの揚げ焼き」さえ押さえれば、おうちでも失敗なく、外はカリッと、中はフワフワの理想的な唐揚げが作れます。

スーパーの沖縄フェアやお取り寄せでグルクンを見かけたら、ぜひこの手軽な「さかなのみかた」流フライパンレシピを試してみてくださいね!

それでは、今日も素敵なサカナライフを!

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