【講師依頼・企業研修】なぜ大手企業は沖縄から「魚捌き講師」を呼んだのか?技術を伝えるプロの現場

こんにちは、「さかなのみかた」です。
先日、大変ありがたいことに、誰もが知る某大手企業様より「魚捌き講習の講師」のご依頼をいただきました。
拠点を置く沖縄から東京へ。
「なぜわざわざ沖縄から?」と自分でも驚きはありましたが、交通費を含めてでも呼びたいと言っていただける、その期待に応えるべく全力で臨んできました。
今回は、単なるワークショップではない、「仕事に直結するガチの技術研修」の舞台裏をお伝えします。

1. 「楽しさ」と「評価」を両立させる、徹底した事前準備

今回の研修は、趣味の延長ではなく、受講者の皆さんが現場で働くことに直結する、非常にシビアなものでした。一人ひとりの技術を評価し、フィードバックを行う。教える側にも高い精度が求められます。
沖縄と東京という物理的な距離がある中で、最も頭を悩ませたのは「現場のイメージをどこまで具体化できるか」という点です。

  • 現場のリアルな動き: ただ魚を捌くのとは違う現場の動き。自分一人ではなくチームで働くことを意識。衛生面や基礎的な水産の知識。
  • 評価基準の言語化: どこができていて、どこが課題なのか。感覚ではなく「言葉」で伝えるための準備。
    企業様が私を信頼して全てを任せてくださったからこそ、その信頼を上回るクオリティを提供したい。その一心でイメトレを重ね、当日を迎えました。

2. 「10年の経験」は、道具の壁を越える

実際に私が小型魚(アジなど)や中型魚(タイなど)を捌き、生徒さんに見ていただく。講師として絶対に失敗が許されない場面。しかし、用意してくださった環境は決してプロ仕様の道具ばかりではありません。小型魚だけだったら何も心配はないのですが、大きめの中型魚くらいになるとある程度の道具があると安心です。

*もちろん言えば良いものを用意してくださったでしょうが企業様のことを考えるとなるべく経費を抑えて運営できればと思い必要最低限の用意をお願いしました。(私はプロとしてどんな環境でもできますという意味を込めて)

  • プラスチックのまな板
  • 500円の家庭用包丁
    正直に言えば、「内心大丈夫かな?」という不安がよぎらなかったわけではありません。しかし、いざ魚を前にして包丁を握ると、迷いは消えました。
    10年間、魚屋として身体に刻み込んできた感覚。
    数えきれないほどの魚を捌いてきた経験は、安価な道具でも最高のパフォーマンスを引き出す術を教えてくれていました。「先生だから失敗できない」というプレッシャーさえも、心地よい緊張感へと変わっていきました。

3. 参加者の声が証明した「教えの仕事」の価値

結果として、生徒さんの満足度、そして企業様からの評価も非常に高く、やり遂げた達成感で胸がいっぱいになりました。
何より嬉しかったのは、アンケートに綴られた言葉の数々です。
「YouTubeなどではなくプロの技術を実際に教えてもらい勉強になった」「先生が明るい方で聞きやすく楽しかった」「捌く向き、おろし方など独学ではわからないことも学べた」
人に教え、それが誰かの技術になり、感謝の言葉として返ってくる。
「魚捌き」という技術を通じて、誰かの仕事や人生にポジティブな変化を与えられる。これこそが私のやりたかった仕事だと再確認できました。

「魚を理解する」ことで、日常も仕事も楽しくなる

私のモットーは、『楽しく』、そして私が大好きな『魚を理解すること』です。
単に形を整えるだけではなく、なぜここに包丁を入れるのか、この魚の構造はどうなっているのか。その背景を知ることで、魚捌きはただの作業から、クリエイティブで楽しい時間へと変わります。

講師・研修などの依頼


【企業・団体の担当者様へ】
「さかなのみかた」では、以下のような講師・研修依頼を承っております。

私自身、水産の川上から川下までの色々な経験をしてきました。今は陸上養殖で水産物や海ぶどうなどを育てていますが水産分野の多岐にわたる経験は多くの方にささるかと思います。(このブログを見ていただけるとよくわかるかと思います)

  • 企業向け実務研修: 新入社員や現場スタッフの技術底上げ、評価。
  • プロ向けスキルアップ: 現場で即戦力となるスピードと美しさの追求。
  • 食育・体験イベント: お子様や一般の方向けの、魚を通じた学びや体験の場。
  • コンテンツ監修: 魚や水産に関する技術指導や記事執筆。

    「本物の技術」を「楽しく」伝えに伺います。
    ご興味をお持ちいただけましたら、具体的ではなくてもぜひお気軽に[お問い合わせフォーム]よりご連絡ください。

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