今や昔のように安価なイメージがなくなってきた秋の風物詩「秋刀魚」
普段グリルなどを使わない人も秋刀魚のために使用するっていう方も多いのではないでしょうか。私も焼き魚はよくやります。もちろん秋刀魚も。でもどうしてももう一つグリル以上にめんどくさくて、そんなにすぐにできないですが、やりたくなることがあるのです。
それが『七輪で秋刀魚を焼くこと』
日本人であれば季節感も雰囲気も全てイメージできる!けど今ではやったことある人はほとんどいないんではないでしょうか。年配の方は昔やってたという方もいるとは思いますが、、、。
実際やってみて色々な難問がありましたが結果的には満足いくものに!
夢の秋刀魚の七輪焼きに今回チャレンジしてみました。
七輪で楽しむサンマの炭火焼き
秋の味覚サンマ。その香ばしい香りとジューシーな味わいは、炭火焼きでこそ最大限に引き出されるということが今回やってみてわかりました。
いくつかポイントがあるので書いていきます。
サンマの選び方
こちらのリンクは私が書いたものなので良ければ参考にしてください^^
美味しいサンマを選ぶことが成功の第一歩です。
- 新鮮さ:下あごが黄色く、目が透明なものがおすすめ。できれば入荷してすぐのもの。
- 脂の乗り:体高(腹から背までの幅)が広く、頭上部が盛り上がっているものが良い。そして小顔。
- 大きさ:とにかく大きいものが良い。サイズは発泡スチロールの横に数字が書いてあります。数字が小さい方が大きいです。例えば25と書かれていたら4㎏の箱に25尾入っているということです。※大きくなる分値段は上がります。
準備と下ごしらえ
これをきちんとやるかやらないかで焼き上がりや味に大きく影響してきます。

- 水洗い:買ってきたサンマを水洗いしてペーパーで水気をふき取ります。
- 塩を振る:高い位置から粗塩をまんべんなく振り、水分が出たら再度拭き取ります。これを繰り返すことで皮がパリッと仕上がります。少し強めに振っても後で焼いているときに落ちるのでok!
- 網の準備:焼き網には油を塗っておくと、皮が網にくっつきにくくなります。
七輪のセッティング
七輪を使う場所ですが、煙が出るため近隣に迷惑のかからない場所でやってください。私の家は隣にも家がなく外側に換気扇の排気口もついているので家の換気扇の下で七輪をやりました。それでも家の中は相当煙たくなります。屋内でやる場合は換気をきちんと行うようにしてください。また近隣に迷惑にならないようにご注意ください。
この商品は丸型ではなく長方形で、秋刀魚の大きさもカバーできる長さがあるのでおすすめです!!丸型だと全体を綺麗に焼けないのでこの長方形タイプは一押し!値段もリーズナブル!秋刀魚だけでなく焼き鳥にもおすすめ!一家に一台あると便利で楽しめます!
- 炭は炎が上がるような強火ではなく、灰がかかり白くなった状態まで待ってから使うことで遠赤外線の効果が十分に発揮されます。
- 火力は「手を網の5cm上に置いて2秒ほど耐えられる程度」が目安と考えてください。
- 炭は入れすぎると火力が強すぎるため七輪の半分程度を目安にしてください。
- 七輪自体も熱くなるため周り注意してセッティングしてください。
備長炭などの良い炭を使うともっと美味しい!!
焼き方のコツ 一番重要!
- ゆっくりじっくり焼く:
- サンマは炭火から少し距離を置いて焼きます。急激な高温ではなく遠火でじっくり加熱することで、中までふっくらと仕上がります。
- 裏返しは慎重に:
- 焼き始めて、たまに網を上げてさんまの焼き加減を確認してください。何度もひっくり返すと身崩れの原因になります。
- こまめなチェック:
- 炭焼きの1番の難しさは火力の調整です。脂が落ちた時に炎が上りサンマが焦げてしまうこともあります。炎が上がった時は網を持って遠ざけたりして。焼き加減を逐一確認しながら均一に火が通るよう調整してください。ちなみに私はほとんど目を離さずにみていました。
仕上げと盛り付け
焼きあがったサンマは皿に移し、大根おろしやすだちを添えて完成です。炭火ならではの香ばしい香りとパリッとした皮、中はジューシーな身をご堪能ください。

サンマの内臓は苦味がありますが、それがまた日本酒と合います。身だけ先に食べ、内臓を残して、まだ火力のある炭で炙ることで香ばしさが増しより美味しく召し上がれます。
焼き加減の難しさや、ずっと見ていないと焦げてしまうサンマに愛着が湧くこと間違いなしです。
七輪で焼いたサンマは、家庭用グリルでは味わえない特別な美味しさがあります。
ぜひ挑戦してみてください!
色々な干物があるので自分の好みを探してみてください!
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