スズキの身の色の謎。なんの影響だろう?

皆さん、スズキってご存知ですか。

もちろん魚の鱸(すずき)です。

魚屋では主に暖かくなって来ると旬を迎え、取扱量が増加してきます。

ちなみにスズキの旬は5月から10月までといわれております。

主に千葉のスズキが多いですかね。

このスズキ、いつも通り捌いていると・・・。

スズキの切り身の画像
右のスズキと左のスズキの違いわかりますか

「むむ!!??」

左のスズキの身が・・・・。

「明らかに黄色い」というかオレンジ

なぜだ??

漁業者に問い合わせ、研究機関に調べていただいた結果・・・。

このスズキはカニ(甲殻類)をたくさん食べたせいでこんな色になっているそうです。

不思議ですね。

かになどの甲殻類の殻は、アスタキサンチン等の色素を有しています。

それを食べたスズキの身に色素が沈着したと言う結果でしょうか。

アスタキサンチンは強力な抗酸化作用があるといわれ、サケなどの身の色もアスタキサンチンの色です。アスタキサンチンはビタミンEの1000倍もの抗酸化力があるといわれスーパー栄養素として注目されています。

健康面でも気にしている方は多いのではないでしょうか?

ということは、

カニの色素をたくさん摂取した

この色の付いたスズキを食べれば!!!

そんな方程式が見えてきますが、実際はどうなんでしょうね・・・。

気になりますね。

そこまで追求しきれていなくてすみませんが、科学的に考えると正しいはずです。

まだまだ奥が深い生物の不思議です。

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