エビの種類別おすすめ調理法まとめ

日本人はエビ好きですよね♪

天ぷら、エビチリ、サラダなど色々な料理の主役になります。

低カロリー高たんぱくで美味しいのだから最高ですよね。

今日はそんなエビの種類別調理法を紹介します。

エビの種類

今回はエビの種類と言ってもエビという商品の種類です。決して生物学的な種類ではありませんのでご了承ください。

エビの種類については以前書いた記事が参考になるのでこちらからどうぞ。

エビの加工度合い

有頭えび(頭がついており全ての殻がついている)

無頭えび(頭なしで殻付き)

尾付きむきえび(尾だけ付いたむき身)

むきえび(すべての殻がない)

大きく分けるとこの4つに分類できます。

この4つは料理によって使い分けをおすすめします。

また扱い方も少し違ってくるのでそこらへん詳しく説明していきます。

有頭エビ

こちらが有頭エビです。獲れた後急速冷凍してあります。少し取り扱いに注意が必要で、頭と背の間にある中腸線から酵素が出ており、それが身の部分に作用し分解が進んでしまいます。頭が黒くなってくると灰汁の影響で身も変色してしまうので注意が必要です。

鮮度がいい物を購入する。買ったらすぐに調理することを心がけてください。

おすすめ調理法は、頭を使いたい料理です。

例えば、BBQでインパクトを出して焼きたい。エビフライを頭付きでやりたい。エビの頭を使って出汁を取りたいなど。大きいエビの場合は頭は出汁やインパクトのみですが、小さいエビの場合は殻ごと食べられることもあるので少し扱い方が変わってきますね。

無頭えび

こちらが無頭えび(むとうえび)です。無頭の良いところは上記有頭エビのデメリットがないというところですね。漁獲された後すぐに頭を取り急速冷凍されています。

鮮度の悪いものは殻から黒ずんでくるので、なるべく鮮度がいいものを選んでください。

おすすめの調理法は殻をむく手間がとれるのであればほぼすべての料理で使えます。

殻を使って調理する場合は、味は殻越しには入りにくいので注意してください。

添加物がないのでエビ本来の味が味わえます。エビチリ、エビフライ、天ぷら、焼きなど様々な料理と相性はいいです。また、サイズも色々あるので料理によって使い分けができます。


尾付きむきえび


こちらは尾がついたムキエビです。

これは完全に天ぷらやフライ用です。あまり見たことはないかもしれません。なぜなら、手間を省くために飲食店さんなど業務用で使うことが多いからです。PH調整剤などの保水材を使っている場合もあります。エビ餃子などを作る際にも重宝しますね!

むきえび

こちらはボイルムキエビです。

ムキエビは生とボイルに分けられます。ボイル済みはそのまま使えるのでサラダなどにもお勧めです。生のものはグレーの色味をしていますのでわかりやすいかと。もちろん生の場合は加熱用になります。

ムキエビの多くはプリプリ感を出すため、または大きさを保つために保水材(PH調整剤など)を添加物として使用しています。中には海洋深層水などを使ったものや無添加のものもあるのでそちらの方がよりエビ本来の味を味わえるかと思います。

ムキエビは使用用途はとても多いと思います。まず、処理が簡単なので時短になります。

ちゃんぽんやエビチリ、チャーハン、かき揚げ、アヒージョなどにも面倒な処理なく簡単に使えるのがメリットですね!基本的にサイズは上記のような料理を想定しているため小さめが多いですが大きいものもあります。

まとめ

料理を作る際、えびの状態も考えてあげるとスムーズにいったりさらに美味しくなったりするかもしれません。色々食べ比べてみると違いがあるので、自分の好みを見つけられるかもしれませんね。

豆知識:頭付きのエビを手に入れた際は、もし頭を使わない場合は早めに頭を取ることをおススメします。消化酵素によって身の分解が進んでしまうので。

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